研究課題/領域番号 |
18K05347
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分37030:ケミカルバイオロジー関連
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
桑原 正靖 日本大学, 文理学部, 教授 (40334130)
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研究分担者 |
河島 尚志 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (70224772)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | RNAウイルス / 等温核酸増幅法 / 逆転写PCR法 / Point of Care Testing / 簡易遺伝子変異検出 / 薬剤耐性ウイルス |
研究成果の概要 |
インフルエンザの変異を感度は低いながらも30分程度で判別できる検出系を構築した。当該部位の変異型は抗ウイルス薬の効き難さに関わっているとされている。さらに、この検出系を改良し、新型コロナウイルスの簡便検出への応用を検討した。その結果、陽性・陰性の判定において、本法は、既存の逆転写リアルタイムPCR法(TaqManプローブ法)と高い一致率を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本法の開発により、変異などを含む核酸バイオマーカーの簡便検出システムが構築された。よって、感染性や薬剤耐性、重篤化等を引き起こすウイルス変異の仕組みの解明や抗ウイルス薬開発の効率化等が期待できる。また、パンデミック対策への利用に加え、究極的には、それに限らず、生活習慣病やその他の感染症等様々な疾患に対する簡易診断への応用も考えられる。
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