研究課題/領域番号 |
18K05348
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分37030:ケミカルバイオロジー関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
高橋 剛 群馬大学, 大学院理工学府, 准教授 (90345380)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | オフターゲットタンパク質 / ドラッグ・リポジショニング / βラクタマーゼ / NanoLucルシフェラーゼ / 薬剤ータンパク質間相互作用 |
研究成果の概要 |
申請者はこれまでに、化合物-タンパク質間相互作用を酵素活性として読み出す新しい検出方法(IDNCL-ER)を開発してきている。本研究では、薬剤や薬剤候補化合物が相互作用するタンパク質を網羅的に探索するために、合成化合物とタンパク質間の相互作用を簡便に検出する方法の開発を目的とした。そのために、レポーター酵素として、βラクタム環分解酵素であるβラクタマーゼ(βLac)を用いた系の構築を試みた。抗生物質耐性の獲得による大腸菌の生存で化合物-タンパク質間の相互作用を判定できると期待した。モデル実験から、化合物-タンパク質間の相互作用について、βLac活性を指標として検出できることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、薬剤などの化合物に結合するタンパク質を網羅的に探索する方法を開発する基礎的研究である。開発した方法を用いて、特定の薬剤に結合するオフターゲットタンパク質の探索が可能となれば、副作用などの原因の解明に繋がる可能性が期待できる。それにより、副作用を低減する薬剤開発なども進展すると期待できる。このように本研究は、学術的かつ社会的に意義のある研究であると考えられる。
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