研究課題/領域番号 |
18K05381
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38010:植物栄養学および土壌学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
下田 宜司 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 上級研究員 (80415455)
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研究分担者 |
箱山 雅生 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 研究員 (60422804)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | マメ科植物 / 根粒菌 / 共生 / 老化 / プロテアーゼ / 根粒共生 |
研究成果の概要 |
本研究では、マメ科植物と根粒菌の共生器官である根粒の老化の分子メカニズムを明らかにする。そのために申請者らがマメ科変異体の解析から見出した2つの根粒特異的プロテアーゼ(アスパラギン酸プロテアーゼとシステインプロテアーゼ)を、それぞれ窒素固定活性の維持、及び老化誘導の中核因子と位置づけ、それらの機能を解析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マメ科植物の根粒による窒素固定は、化成窒素肥料の代わりとなる極めて重要なシステムであるが、根粒の窒素固定活性は環境ストレスや過剰施肥などによる根粒の老化によって大幅に減少する。本研究は、2種類の根粒特異的なプロテアーゼに着目し、それらの根粒老化への関与を明らかにした。またプロテアーゼの機能発現に関わる可能性がある新規因子を同定した。これらの知見は、根粒窒素固定能の維持や向上を可能にする技術開発に活用できるものである。
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