研究課題/領域番号 |
18K05407
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38020:応用微生物学関連
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
仲本 準 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (30192678)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 分子シャペロン / 熱ショックタンパク質 / シャペロンネットワーク / シアノバクテリア / ClpB / DnaK / GroEL / DnaJ / 光合成 / 遺伝子重複 / 新規機能獲得 / DnaK(Hsp70) / J ドメインタンパク質 / シャペロニン / pH調節 |
研究成果の概要 |
大腸菌とは異なり、Synechococcus elongatus PCC7942株を含むシアノバクテリアには、分子シャペロンGroELとClpBが複数種存在する。また、大腸菌と同様に3種類のDnaKが存在するが、大腸菌とは異なりシアノバクテリアの2種類は必須である。本研究の成果は、新規な必須DnaKシャペロン系を生化学的に確立し、これと必須ClpBの協調的シャペロン作用を明らかにしたことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
DnaKやClpBなどの分子シャペロン(系)の研究は、主に大腸菌の(非必須)分子シャペロンやコシャペロンに関して行われてきた。本研究では、大腸菌のホモログとは生理的機能や生化学的特性が異なる(今までに研究対象とはならなかった)ホモログ(パラログ)を解析することで独自性・新規性の高い研究を行うことができた。これらの成果は、高等植物などの独立栄養生物の分子シャペロン研究に資するものと考える。
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