研究課題/領域番号 |
18K05422
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38020:応用微生物学関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
菊間 隆志 立命館大学, 生命科学部, 助教 (90553842)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 麹菌 / オートファジー / ヌクレオファジー / 小胞体タンパク質品質管理 / 小胞体関連分解 / N型糖鎖 / マンノシダーゼ / タンパク質品質管理機構 |
研究成果の概要 |
麹菌Aspergillus oryzaeは我が国の醗酵、醸造産業に欠かすことのできない微生物であり、またそのタンパク質分泌能力の高さから、異種タンパク質生産の宿主として期待されている。分泌には小胞体でのタンパク質品質管理機構(ERQC)が大きく関わっていると考えられる。 本研究は、ERQCの分解経路である小胞体関連分解(ERAD)およびERQCオートファジーに関連するタンパク質の探索および機能解析を行い、新規オートファジー関連タンパク質候補を抽出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
麹菌における小胞体におけるタンパク質品質管理(ERQC)は、分泌タンパク質の高生産において重要な役割を担っていると考えられる。そのため、麹菌による抗体などの異種有用タンパク質の高生産を目指す上で、その分子機構の解明は極めて重要である。本研究において、異種タンパク質生産に関連するERQCにおける分解機構の一端が明らかになったと考えられ、麹菌による異種有用タンパク質高生産株の育種につながると期待される。
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