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植物液胞膜プロトンポンプのゲーティングメカニズムの構造生物学的解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K05431
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分38030:応用生物化学関連
研究機関地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所 (2019-2020)
東京大学 (2018)

研究代表者

三村 久敏  地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所, 人工細胞膜システムグループ, 研究員(任期有) (30463904)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード膜タンパク質 / イオンポンプ / 立体構造解析 / 植物 / 液胞膜 / プロトンポンプ / X線結晶解析 / 膜蛋白質
研究成果の概要

植物液胞膜のプロトン輸送性ピロリン酸分解酵素は膜タンパク質であり、ピロリン酸を分解し、プロトンを輸送するイオンポンプである。これまでに、1分子のピロリン酸の加水分解につき、1個のプロトンが能動輸送されるメカニズムを説明する酵素反応サイクルモデルが構築されている。本研究では、このモデルを検証し、より確かなものにするため、未だ立体構造が明らかになっていなかった状態について、X線結晶解析により立体構造を決定した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、植物液胞膜プロトン輸送性ピロリン酸分解酵素の立体構造の解明を通し、イオンポンプ分子の機能の構造的・機構的特徴について、その理解を深めようとするものである。本酵素は研究対象として、次のような特徴をもつ。第一に、本酵素はピロリン酸を基質とする点でユニークなイオンポンプ分子である。第二に、酵素反応サイクル全体をカバーする複数の基本状態の立体構造を得られる可能性が高い。本研究を通して、イオンポンプ分子の構造生物学研究に新たな知見を提供できるものと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 植物液胞膜H+-PPaseにおける細胞質側ゲートの開閉機構2018

    • 著者名/発表者名
      三村久敏、前島正義、豊島近
    • 学会等名
      第13回トランスポーター研究会年会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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