研究課題/領域番号 |
18K05478
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38050:食品科学関連
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
橋口 昌章 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (20372443)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | IgA / パイエル板 / IL-21 |
研究成果の概要 |
小腸に点在するパイエル板では、IgAへのアイソタイプスイッチの頻度が高く、腸管IgA産生の誘導部位として考えられているが、その機構は不明な点が多い。本研究では、パイエル板B細胞の抗原特異性、IgAのin vivoにおける機能、およびIgA誘導機構について検討した。その結果、パイエル板は、主要な応答抗原であるDNAに対するIgAおよび経口抗原に対するIgA産生の誘導の場であり、IgA産生は、IL-21およびIL-5により亢進することを明らかとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腸管で産生されるIgA抗体については、一部は腸内細菌に結合するなど、特異性などが徐々に明らかにされつつあるが、詳細な解析は行われてきていなかった。本研究の結果は、IgA抗体の特異性を明らかにしたことにより全体像が見え、解析の方向性を定める点で、重要な知見となったと考える。また、IgA抗体産生誘導機構の一部が明らかとなり、今後の解析の上で重要な知見となったと考える。
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