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水晶振動子マイクロバランス法による食用油脂の品質評価

研究課題

研究課題/領域番号 18K05482
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分38050:食品科学関連
研究機関東京工科大学

研究代表者

遠藤 泰志  東京工科大学, 応用生物学部, 教授 (60194049)

研究分担者 村松 宏  東京工科大学, 応用生物学部, 教授 (20373045)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード水晶振動子 / 油脂 / 脂肪酸 / アルコール / エステル化 / 共振抵抗 / 粘度 / グリセリド
研究成果の概要

本研究では、微量の質量や粘度の変化を測定できる水晶振動子センサーを用いて、共振周波数および共振抵抗の変動から高感度で迅速かつ簡便に食用油脂の品質を評価できるシステムを構築することを目的とした。水晶振動子センサーを用いて各種油脂及び脂肪酸誘導体を測定した結果、油脂の種類や脂肪酸誘導体の種類によって、共振抵抗値が異なった。とくに脂肪酸の二重結合数、官能基、グリセリド構造により共振抵抗値が異なった。これより、水晶振動子センサーは、油脂の品質評価に有効であることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

水晶振動子センサーを用いた本システムは、有機溶剤を使用しない点、またミリグラムオーダーの試料しか必要しない点で、従来法(滴定法)よりも高感度であること、並びに水晶振動子に油脂を塗布するだけの作業なので、操作が単純であるとともに、共振周波数や共振抵抗値を測定するため、試験者の技術習得度(経験)に依存しない点で再現性が確保できるデータが得られる点で有効な油脂の品質評価法であるといえる。さらに装置自体の価格は100万円以下と、分析機器の中では低価格であり、ランニングコストも安いので、各分析機関でも購入利用できる点で利便性が高いと期待される。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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