研究課題/領域番号 |
18K05483
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38050:食品科学関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
武村 祐一朗 近畿大学, 理工学部, 准教授 (80387852)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | プラズマ滅菌 / 香辛料 / におい分析 / 香気主成分分析 / プラズマ滅菌評価 / 色差測定 / プラズマ / 滅菌 / 耐熱性有芽胞細菌 |
研究成果の概要 |
香辛料は土壌由来の微生物による汚染を避けられず、耐熱性有芽胞細菌が多く付着している。香辛料の加熱殺菌は、熱による香味、色調の劣化がおこる可能性が高く、現在使用されている気流式過熱水蒸気殺菌の処理であっても香辛料の種類によっては色・風味等に影響を及ぼすものが多い。その問題を解決するため、プラズマを用いた香辛料滅菌用気流式大気圧プラズマ装置を開発した。開発したプラズマ装置を元に寒天培地による細菌数の評価、熱測定、におい分析、色差測定を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在用いられている香辛料の加熱殺菌は、熱による香味、色調の劣化がおこる可能性が高く、現在使用されている気流式過熱水蒸気殺菌の処理であっても香辛料の種類によっては色・風味等に影響を及ぼすものが多い。また、加熱殺菌法の代替として香辛料に用いられてきたエチレンオキシドガス殺菌は、非加熱ではあるがエチレンオキシドの毒性・発がん性のため、わが国においては禁止されている。本研究成果から香辛料の新しいプラズマ滅菌法を開発し、プラズマが食品に与える影響についても評価を行った。
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