研究課題/領域番号 |
18K05539
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38050:食品科学関連
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研究機関 | 宮城大学 |
研究代表者 |
島津 朋之 宮城大学, 食産業学群, 准教授 (20616437)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 乳酸菌 / CLR / Treg / 抗炎症 / C型レクチン受容体 / C型レクチン |
研究成果の概要 |
乳酸菌の健康機能性はよく知られるようになったが、その原因物質については不明な点が多い。本提案では、乳酸菌と宿主の接触において、これを最も初期に感知する宿主微生物センサーの一つ、C型レクチン受容体に焦点を絞り研究を行った。その結果、C型レクチン受容体の一つであるMincle受容体と反応する乳酸菌が認められ、この乳酸菌を摂取したマウスでは炎症を抑制するTregが増加することが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
健康への関心が高まっている現在、乳酸菌への興味関心は非常に高い。腸内細菌叢の人体に与える多大な影響が明らかになるにつれ、食素材として比較的利用しやすい乳酸菌の健康増進効果への期待は、今後もますます高まっていくと考えられる。本研究は、免疫応答の最も初期層に位置する、「乳酸菌のどの成分が、宿主のどの受容体に認識されるのか」を明らかにすることで乳酸菌のより高度な有効利用に繋げるものである。
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