研究課題/領域番号 |
18K05549
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38060:応用分子細胞生物学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
石井 智浩 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 講師 (60549947)
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研究分担者 |
中田 隆夫 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (50218004)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 光遺伝学 / オプトジェネティクス / 細胞内シグナル / カルシウムシグナル / タンパク質工学 |
研究成果の概要 |
近赤外光に応答する光遺伝学ツールの開発を試みた。新規光遺伝学ツールの作製は光感受性タンパク質と操作したいタンパク質を融合させることで行う。DNA組換え酵素や細胞内シグナル分子に、バクテリア由来の近赤外光応答ドメインを融合し新規の分子を作製した。培養細胞に導入し機能解析を行ったところ、近赤外光により分子が機能を発揮できることを確認した。しかしまだ応答効率が低い点は今後の課題として残る。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光を使ってタンパク質の機能を操作するシステムが構築されれば、分子や細胞の機能を調べる研究が飛躍的に進展する。さらに複数の光を使って複数のタンパク質の機能を同時に操作できれば、より複雑な生命現象の理解が進む。本研究で示した近赤外光に応答する光遺伝学ツールの作製の可能性は、今後の生命科学研究への応用に向けた第一歩となる。
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