研究課題/領域番号 |
18K05553
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38060:応用分子細胞生物学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
矢部 富雄 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (70356260)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 細胞外マトリクス / 腸管オルガノイド / グリコサミノグリカン / 食物繊維 / プロテオグリカン / 小腸絨毛 |
研究成果の概要 |
消化管を構成する上皮細胞によって生成される細胞外マトリクス(ECM)の機能として,硫酸化糖鎖を介した消化管の機能調節が予想された。そこで,マウス由来腸管オルガノイドを作成し,非吸収性食品成分であるペクチンを指標として,機能調節の分子機構の解明を試みた。その結果,三次元培養した腸管オルガノイドのみならず,ハイスループットを志向した二次元腸管オルガノイドの構築には成功したものの,硫酸化糖鎖の関与する分子機構の解明には至らなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食品成分の機能性を評価する際に,今後は動物愛護の観点から動物実験を十分に実施できなくなることが予想されるが,本研究課題において構築した二次元腸管オルガノイドを用いた機能性評価法は,in vitroとin vivoの要素を合わせ持つことから,将来の食品科学分野における機能性評価法として非常に有用である。
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