研究課題/領域番号 |
18K05561
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38060:応用分子細胞生物学関連
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
笠井 由紀 中央大学, 研究開発機構, 専任研究員 (20416572)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | バイオディーゼル / 単細胞性緑藻 / トランスクリプトーム / ゲノム編集 / セルフクローニング / Coccomyxa属緑藻 / 生物学的封じ込め / 油脂蓄積 / ストレス応答 / 転写活性解析 / ゲノム編集技術 / 遺伝子破壊 / DYRK遺伝子 / TOR遺伝子 / RNA-seq |
研究成果の概要 |
CoccomyxaのDYRK1変異株は野生株の2倍の速度で油脂を生産する。トランスクリプトーム解析の結果、DYRK1変異株では油脂合成に関与する複数の遺伝子の転写活性が野生株よりも速いタイミングで変動していることが明らかとなった。DYRK1変異株を分子育種の親株にするために、CRISPR/Cas9でDYRK1のみを破壊した株を作製した。また、硝酸塩要求性を導入し生物学的封じ込めが可能な株の作製にも成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果はCoccomyxa属以外の微細藻類にも適用可能であり、微細藻が生産するバイオディーゼルの産業利用を促進することで化石燃料の使用量を減らしCO2排出削減に貢献することができる。また、本研究成果は油脂以外の機能性物質生産にも適用可能で、微細藻類を利用した有用物質生産の産業利用を促進することが期待できる。
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