研究課題/領域番号 |
18K05569
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分39010:遺伝育種科学関連
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
久保山 勉 茨城大学, 農学部, 教授 (10260506)
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研究分担者 |
小野 道之 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (50201405)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 短日植物 / アサガオ / 日長 / 開花 / 光周性 / 開花期 / 到花日数 / QTL / ゲノム編集 / 花成 / InCO / 日長感応製 / 短日 / 選択的スプライシング / 日長応答 |
研究成果の概要 |
本研究課題では植物が日長が短くなることに応答して花芽分化を誘導する短日植物のアサガオにおいて,日長感応性の鍵となると考えられている遺伝子InCOのスプライシングバリアントの発現を調査した.また,InCOが限界日長を変化させる因子の1つであり,長日条件において開花の抑制に関与していることが示された.さらに,開花期に関する幾つかの変異体も選抜され,今後の開花調節をするための研究素材が得られた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
短日植物がどのように日長のシグナルを受容して開花誘導を行っているのかという問題は植物学上重要なテーマであるとともに,農作物の作期を人為的に操作するために必要な基礎的な情報であると言える.本研究課題では,短日植物のモデル植物であるアサガオにおいて短日植物の開花調節機構の鍵となる遺伝子InCOの機能解明に取り組んだものである.この知見は,今後,短日条件における開花誘導メカニズムの研究を進める上での基礎的な情報を提供するものである.
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