研究課題/領域番号 |
18K05584
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分39010:遺伝育種科学関連
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 (2020) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 (2018-2019) |
研究代表者 |
小木曽 映里 独立行政法人国立科学博物館, 分子生物多様性研究資料センター, 特定非常勤研究員 (00646929)
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研究分担者 |
加賀 秋人 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 次世代作物開発研究センター, ユニット長 (30391551)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ダイズ / 開花期 / 成熟期 / 育種学 / 遺伝子 / 植物 |
研究成果の概要 |
ダイズの成熟期間に影響を持つと考えられるFTB1遺伝子の機能型・機能欠損型を同じ遺伝的背景に持つ同質遺伝子系統を用いて、FTB1遺伝子が開花から成熟に至るまでのどのステージに影響を及ぼしているかを明らかにした。ダイズミニコアコレクションを用いて複数のアリルを明らかにした。材料育成に当たって、ジェノタイピング手法の開発にも取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ダイズの成熟期間は収穫期や生産量だけでなく、種子の品質にも関わる重要な形質である。今回の解析により、FTB1は当初予想されていた種子の成熟期間を制御するのではなく、開花後の全てのステージを遅らせる機能があることが明らかとなった。今までに開花までの形質には関与せず、開花以降のステージのみを遅らせる機能を持つ遺伝子は知られておらず、機能的に興味深い。また開花期には影響しないため、収穫期の短縮に向けた育種ターゲットになり得る。
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