研究課題/領域番号 |
18K05623
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分39030:園芸科学関連
|
研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
永野 幸生 佐賀大学, 総合分析実験センター, 准教授 (00263038)
|
研究分担者 |
山本 雅史 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 教授 (00305161)
古藤田 信博 佐賀大学, 農学部, 准教授 (50355426)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | カンキツ / タチバナ / シークヮーサー / 日本固有 / ゲノム |
研究成果の概要 |
日本固有のカンキツ及び、日本固有カンキツと海外由来カンキツの交雑の結果で生まれた可能性がある栽培種について、全ゲノム配列解析を実施し、日本のカンキツの歴史を調べた。その結果、「海外由来カンキツによる遺伝的に連なるグループ(マンダリンとブンタンの交雑のために形成された多様な栽培種からなるグループ)」と「日本固有カンキツ(タチバナ、シークヮーサー)による遺伝的に連なるグループ」の間の交雑により、10種類以上の日本在来のカンキツが生まれたことを明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カンキツは、特によく利用される果樹である。海外に由来するカンキツの栽培種の他に、我が国に元々自生するカンキツが利用されている。海外由来カンキツと日本固有カンキツに関係を探ったのが本研究であり、その結果、興味深い知見がいくつかわかった。これら知見を活用して、各地の在来カンキツをアピールして、これらカンキツに付加価値をつけることが期待できる。また、本研究の成果は、カンキツの育種にも活用できる。
|