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イオンビーム突然変異系統を用いたシシトウの不時辛味果発生に関わる遺伝子座の同定

研究課題

研究課題/領域番号 18K05627
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分39030:園芸科学関連
研究機関石川県立大学

研究代表者

村上 賢治  石川県立大学, 生物資源環境学部, 教授 (40200266)

研究分担者 細川 宗孝  近畿大学, 農学部, 教授 (40301246)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード果実発育 / 辛味成分 / カプサイシノイド生成 / 単為結果 / カプサイシノイド / 胎座 / フェノタイピング / 次世代シーケンサー / QTLシーケンス / RADシーケンス
研究成果の概要

シシトウは、トウガラシ(Capsicum annuum)のうち小果で辛味の少ない品種群である。シシトウでは、しばしば非常に辛い果実を生じることが知られているが、その原因や機構、形質の遺伝は明らかにされていなかった。本研究では、辛味果の発生がほとんど無い突然変異系統を用い、元の系統との比較や交雑試験を行うことにより、辛味果発生形質の遺伝や、関与する遺伝子の解析を試みた。本研究の結果、辛味果発生は果実発育抑制に大きく関係しており、辛味果形質はほぼ優性に遺伝することを明らかにした。さらに、F2集団での分離とMutMap法による解析結果から、辛味果形質には少なくとも2個の遺伝子座の関与が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

トウガラシの辛味成分は、香辛料としてはその生成増大、青果物としてはその生成抑制が課題となってきた。とくにシシトウは、辛味成分生成量がいくつかの要因により大きく変動する興味深い特性を持っている。本研究では、シシトウの辛味生成に果実の発育が大きく関わっていること、少なくとも2個の遺伝子座の関与を明らかにした。この成果は、香辛料あるいは青果物としてのトウガラシ生産における重要な知見となりうると考える。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022 2021

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 低辛味シシトウ系統における DNAマーカーを用いた病害抵抗性遺伝子の解析2022

    • 著者名/発表者名
      川上大亮・村上賢治・髙原浩之
    • 学会等名
      第 74回北陸病害虫研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] シシトウの低辛味形質の遺伝2021

    • 著者名/発表者名
      村上賢治・田渕翔大・栃折真澄・細川宗孝
    • 学会等名
      園芸学会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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