研究課題/領域番号 |
18K05793
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分40030:水圏生産科学関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
吉川 尚 東海大学, 海洋学部, 教授 (80399104)
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研究分担者 |
西川 淳 東海大学, 海洋学部, 教授 (10282732)
平塚 聖一 東海大学, 海洋学部, 教授 (20503527)
土井 航 東海大学, 海洋学部, 准教授 (70456325)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 甲殻類マイクロネクトン / サクラエビ / 栄養生態 / 生化学マーカー / 炭素・窒素の安定同位体比 / 脂質・脂肪酸組成 / 表・中・深層生態系 / 安定同位体比 / 脂質組成 |
研究成果の概要 |
安定同位体比と脂肪酸組成の分析から、駿河湾のサクラエビは、成長に伴い餌生物をより高次栄養段階生物に変化させている可能性が示唆された。また、駿河湾産と台湾産サクラエビの脂肪酸組成には違いがみられ、両者を判別できる可能性が示唆された。オキアミ類やカイアシ類等の甲殻類マイクロネクトンについても、栄養生態に関する知見が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
水産重要種であるサクラエビを含む甲殻類マイクロネクトンは、表層から中深層まで広大な海洋空間を利用している。また、その再生産には、陸域からの物質流入と黒潮等の外洋環境が大きく影響していると考えられるが、その実態には不明な点が多かった。本研究では、生化学マーカー(安定同位体比と脂肪酸組成)を指標とすることで、その栄養生態について、生活段階や季節による違い等を明らかとした。
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