研究課題/領域番号 |
18K05849
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41010:食料農業経済関連
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
杉村 泰彦 琉球大学, 農学部, 教授 (80405662)
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研究分担者 |
森 久綱 三重大学, 人文学部, 教授 (80362333)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | フードバンク / 食品リサイクル / 食品ロス / リサイクル飼料 / 食料廃棄 / 品揃え形成 |
研究実績の概要 |
本研究は食品ロスの削減および食品廃棄物のリサイクルにおいて、品揃え形成と需給調整の仕組みを明らかにしようとするものであった。研究初年度にはベルギーのリサイクル飼料会社のヒアリングを行い、必要な品揃え形成については広域的な収集が大きく関係していることまでは判明している。食品廃棄物収集に関わるデータの提供までは了承を得ていたものの、2019年度に受け入れ側と研究者側の都合がつかず、2020年度はヒアリング調査およびデータ収集が困難となっている。 本年度はオランダのフードバンクにおいて食品ロス発生抑制のためにどのように品揃え形成を行っているのか、およびそれに同国のスーパーマーケット・チェーンがどのように関与しているのかを実態調査する予定としていた。加えて、ベルギーの飼料会社における原料の品揃え形成について調査を行う予定であったが、前年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響により海外調査の実施は、調査対象の受け入れを含めて困難であった。そのため、やむを得ず研究期間を延長し、次年度前半に調査の実施を計画することとした。 なお、本年度については、共同研究者とともに国内の食品リサイクル事例についてリモートで協議するなど、調査再開後に有効な実態調査ができるよう準備を進めた。しかしながら、研究成果の発表はこの調査に基づかなければならず、残念ながら、本年度は課題を完了させる実績の発表はできなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本研究課題の完了は事例調査の進展が条件であり、新型コロナウイルス感染症の影響によりそれができなかったことが遅れの原因となっている。リモートなどで実態調査を置き換えることは難しく、調査自体を持ち越さざるを得なかった。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度は国外出張への制限が大幅に緩和され、海外調査についても対象事例との交渉も含め、進展できるものと考えられる。令和5年度前半において調査を完了させ、後半に成果の発表を行い、本課題を完了させたい。
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