研究課題/領域番号 |
18K05857
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41010:食料農業経済関連
|
研究機関 | 特定非営利活動法人環境修復保全機構(研究センター) |
研究代表者 |
寺内 忍 (山田忍) 特定非営利活動法人環境修復保全機構(研究センター), 研究センター, 研究員 (40763800)
|
研究分担者 |
河邊 久美子 特定非営利活動法人環境修復保全機構(研究センター), 研究センター, 研究員 (70713767)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | カンボジア / カテゴリカル主成分分析 / 多重コレスポンデンス分析 / 正準相関分析 / 二項ロジスティック回帰分析 / 多重応答分析 / 二項ロジスティック関数分析 / 多重対応分析 / コンポンチャム州 / 多変量解析 / 保全型農耕システム / 慣行型農耕システム / BC技術生産関数 |
研究成果の概要 |
本研究課題の分析対象地であるカンボジア王国においては、2011年以降、実質GDPが7.0%を超える堅調な経済成長を維持している。同国における主要産業は、依然として農業であり、稲作を中心に展開されている。本研究課題においては、今後、需要拡大が予想される野菜生産に視点を置き分析を試みた。具体的には、野菜生産地域において、アンケート調査を実施し、そこから得られたデータに対して、計量的手法を適用することで、野菜生産の構造的な特徴について計数的・客観的な把握を行った。分析結果から、地元農家の野菜生産に対する意識や課題、課題克服のために必要と考えられる農業生産情報について、定量的にその特徴が解明された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カンボジア農業に関する先行研究は、十分な研究蓄積がなされていないことに加え、計量的手法を適用し、野菜生産の構造的な特徴を計数的・客観的な把握を試みた研究成果は、皆無に等しい。本研究課題の学術的意義は、地元農家の野菜生産に対する意識や課題、課題克服のために必要と考えられる農業生産情報について、アンケート調査によるデータから定量的にその特徴が解明されたことにある。また、本研究課題の分析結果から得られた知見や有効性が確認された計量的手法は、カンボジア農村部において、農業技術支援を実施している様々な運営主体に対して、地域農業生産の実態を調査・分析する際の具体的手法を提供するものと位置づけられる。
|