研究課題/領域番号 |
18K05874
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41020:農業社会構造関連
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
澤野 久美 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 本部, 上級研究員 (10445851)
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研究分担者 |
中村 貴子 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (70305564)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 女性農業者 / ワークライフバランス / キャリア / 女性 / 雇用就農 / 若年層女性 / キャリアデザイン / 法人就農 / 人材育成 / ダイバーシティ / 農業法人 / 農村女性 / 人材マネジメント / 農業女子プロジェクト |
研究成果の概要 |
本研究では、若年層女性雇用就農者の就農プロセスやキャリア形成、モチベーション、および若年層女性雇用就農者の定着に向けた支援策を検討した。その結果、若年層女性が農業を食として選択する理由として、ライフステージやワークライフバランスに合わせて働けることを重視していることが明らかになった。また、採用時には、本人の希望と業務内容のマッチング、社会的な使命感を持って働ける環境づくりや経営理念の共有促進、性別を問わない形での権限や責任を付与することが重要と考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来、女性農業者研究は、高年層を対象とした研究が中心で、若年層に関する研究、とりわけ、雇用就農者を対象にした研究は皆無である。また、農業法人の人材マネジメントに関する研究も男性が中心である。主体的選択によって農業を職業としている若年層女性雇用就農者が、職業としての農業をどのように捉え、キャリアデザインするのかを明らかにすることで、現代的な課題に対してアプローチが可能になる。
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