研究課題/領域番号 |
18K05886
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41030:地域環境工学および農村計画学関連
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
多炭 雅博 宮崎大学, 農学部, 教授 (20444888)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | リモートセンシング / 灌漑計画 / 農業水資源 / 蒸発散 / 灌漑 |
研究成果の概要 |
本研究は、近い将来身近になるビッグデータとしての衛星リモートセンシングにより推定した蒸発散量データを、世界各地域の農業水資源計画や水資源管理の実利用面で有効に利用する技術の開発を目指したものである。蒸発散量は作物の生育や収量、水ストレス等と深く関わる指標で、灌漑に関する水資源計画や農業水利用の実態を知るためにも役立つ。 本研究の成果として、衛星蒸発散量データの簡便な精度検証手法を提案するとともに、衛星蒸発散量データの灌漑計画及び地域水資源管理への利用法、植生情報等と組み合わせた現場利用技術を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、SDGsに代表される持続的開発へのチャンレンジが各分野で行われており、農業水資源の分野でも持続性が強く求められている。人口増加やそれに伴う食料増産需要や気候変動などの影響で、水資源の持続性が危機にさらされている地域が多く存在する。本研究で対象とする蒸発散量は、食料生産に伴う農地からの水の純消費量を示す。 近年の人工衛星による地球観測技術は進展しており、この蒸発散量を衛星観測により手軽に推定できるようになってきた。このような衛星観測蒸発散量を上手く実務で利用することで、農業水資源の管理や将来計画に持続性を与えることが期待できる。
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