研究課題/領域番号 |
18K05900
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
柴田 真理朗 東京海洋大学, 学術研究院, 准教授 (40590360)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 食品汚れ / 光計測 / ステンレス / 多変量解析 / 蛍光指紋 / ATP / タンパク質 / 食品衛生 / 洗浄 |
研究成果の概要 |
食品製造現場における製造機器内部や表面に残る食品由来汚れの効率的な洗浄方法の確立のためには、機器表面に付着した食品由来汚れの迅速な検知が必要である。食品由来の汚れを検知するためには、食品由来の様々な成分を網羅的、かつ迅速に検知、さらには定量化可能な手法が必要である。本研究は、本研究では、農産物・海産物・畜産物・乳製品・飲料の5つのカテゴリに属する計15種類の食品由来の汚れをステンレス板状に塗布し、蛍光指紋計測に供しした。蛍光指紋によってそれらの汚れ由来(カテゴリ)と、ATPおよびタンパク質含量の推定が可能であると示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、金属表面の計測において、散乱光などノイズが含まれた状態の計測であっても、成分を判別または定量することができたこと、蛍光指紋測定によって、食品由来の広範囲の汚れを迅速に検知することが可能であることである。また、社会的意義は、食品工場などにおいて必要とされる迅速な汚れ検知が可能であることが示唆された点である。
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