研究課題/領域番号 |
18K05914
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
官 森林 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 九州沖縄農業研究センター, 上級研究員 (30554092)
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研究分担者 |
鹿内 健志 琉球大学, 農学部, 教授 (20264476)
深見 公一郎 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 九州沖縄農業研究センター, 上級研究員 (50399424)
名嘉村 盛和 琉球大学, 工学部, 教授 (80237437)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ハイブリッドペトリネット / 作物生育モデル / 生育形質 / ドローン / リモートセンシング / 生育指標 / AI / 並列高速コンピューティング |
研究成果の概要 |
自然環境下の作物は草丈・茎数・葉数・葉色・穂数などの自らの生育形質があり、周りの外的要因(水、栄養等の環境条件や人的関与)の変化に応答しながら時間経過とともに成長していく。本研究では従来の作物生育モデルに適用された生育形質や外的要因が数種類に限らず、作物ライフサイクルにおける全ての生育形質と外的要因を一体化モデリング可能な生育モデルを開発した。このモデルを利用し、稲・麦・サトウキビなどの生育プロセス中、任意の時点に対する生育状態と変化をシミュレーション又は再現し、多数の生育モデルから抽出した生産性が優良な作物生育モデルに従い、収量と品質の向上のため最適な栽培方法を提案することが可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した作物生育に対する一体化モデリングする手法は、多くの外的要因に影響される自然環境下の作物に対応できる初めてのモデリング手法である。また、生育形質の連続的変化に対する新しい計測機材と方法(特許出願済)は独創的であった。 開発したモデルを利用し、作物の生育が時間経過に伴う状態と変化を可視化または予測することができ、営農生産中の適期管理が可能となった。また、大豆・トウモロコシ・飼料作物などの全ての土地利用型作物に応用可能であるため汎用性は高い。
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