• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

植物体へのダイレクトプリント技術の適用条件の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K05916
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
研究機関国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

小林 有一  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農業技術革新工学研究センター, ユニット長 (10355513)

研究分担者 坪田 将吾  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農業技術革新工学研究センター, 研究員 (90643388)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード青果物流通 / レーザー印字 / トレーサビリティ / 農産物流通 / 農業機械
研究成果の概要

各種青果物の表面にレーザーにより文字やコードを印字する技術の開発およびその利用方法について取り組んだ。CO2レーザー管(波長10.6 μm、40W)を搭載したレーザー加工機の照射の条件を適切に設定することで各種青果物への印字が可能であった。表皮が薄いミニトマトでも、印字なしの対照区と比して5日後でも外観、重量等に差が生じない照射条件を示した。また、ジャガイモ表面にARコードを印字し、カメラでの読み取り、仮想空間への情報の表示や、AIカメラによる印字文字の認識と表示手法の構築など、レーザーによる青果物へのコードや文字の印字とともに、情報を提供する技術を開発した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

青果物流通では、ビニール袋等での包装が主流であるが、近年マイクロプラスチックによる海洋汚染問題等からプラスチック製品の削減が求められている。また、産地偽装事件等を受けた表示への信頼確保の問題や、生産履歴の情報開示への意識の高まりから、書き換え不可能な表示技術が求められている。本研究ではこれらを背景に、品名や生産履歴等の情報を提供可能な文字やコードを、レーザーで青果物に直接印字し、情報を提供するシステムを目指した。レーザーによる印字は瞬間的に表面組織を加熱しており、印字跡は黒または白く見える。表皮が薄いミニトマトや、もうじがあるキウイフルーツ、ジャガイモ等の性状が異なる青果物に印字可能であった。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] レーザー加工機による青果物へのダイレクトプリント技術2019

    • 著者名/発表者名
      小林有一,坪田将吾
    • 学会等名
      2019年農業食料工学会・農業施設学会・国際農業工学会第6部会合同国際大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi