研究課題/領域番号 |
18K05926
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41050:環境農学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
高橋 美佐 広島大学, 統合生命科学研究科(理), 助教 (10294513)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 二酸化窒素 / シロイヌナズナ / PIF4 / 胚軸伸長 / 環境応答 / 胚軸伸張 / ChIP解析 / バイオマス |
研究成果の概要 |
大気中二酸化窒素(10~50 ppb)はバイオマス蓄積の促進等栄養生長および花芽形成促進等生殖生長を正に制御する植物成長調節因子である。二酸化窒素のかかる調節機構の究明は植物生物学の基礎や新規学術領域の創成、また、環境無負荷、高収量の画期的農業生産技術の開拓の視点からも重要である。 二酸化窒素のセンシング機構は、同調節分子機構の究明における必須不可欠の課題である。二酸化窒素不感受性は転写因子 PIF4 タンパク質量の減少 and/or 転写活性の低下に起因することを明らかにしており、本研究はその分子的実態を究明し、PIF4 タンパク質制御による二酸化窒素センシング機構の解明をめざす。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、二酸化窒素センシングに関与するタンパク質遺伝子の特定とその機能の究明を目指すものであり、二酸化窒素の植物生理作用に関する新しい研究領域の創出に繋がる。また、二酸化窒素は自然にあるものであるが故に、省資源・省エネルギー、低コスト、無環境負荷の夢のような農業技術の開発が展望できる。
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