研究課題/領域番号 |
18K05942
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分42010:動物生産科学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
只野 亮 岐阜大学, 応用生物科学部, 准教授 (70614048)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ウズラ / SNPマーカー / 資源家系 / 経済形質 / マッピング |
研究成果の概要 |
ウズラの2系統を交配し作成したF2資源家系を用い、産卵ならびに産肉性(成長)に関する量的形質遺伝子座(QTL)の検出を実施した。産卵に関しては、初産日齢、初産卵重、初産卵黄重、平均卵重、平均卵黄重、卵長径、卵短径、卵白高、卵黄高の9つの形質で合計10個のsuggestive ならびにsignificantレベルのQTLが検出された。また産肉性(成長)に関しては、体重(10および30週齢)と脚長(5、10および30週齢)の5つの形質で合計8個のsignificantレベルのQTLが検出された。本研究の結果は、今後のDNA育種のための基礎的な情報になり得ると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ウズラは経済的に重要な家禽の1つであるが、産卵や産肉能力に関与する遺伝子座はほとんど特定されていない。そこで本研究では、3世代にわたる資源家系を作成し、形質データの測定とRADシーケンシングによるSNPマーカーの遺伝子型判定を実施した。そして連鎖解析を行い、産卵に関する形質では合計10個、産肉性(成長)に関する形質では合計8個の量的形質遺伝子座(QTLs)を検出できた。これらの情報は、今後のDNAマーカー育種の実現に貢献することが期待できる。
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