研究課題/領域番号 |
18K05943
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分42010:動物生産科学関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
近藤 誠 三重大学, 生物資源学研究科, 准教授 (50432175)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | サイレージ / 乳牛 / ルーメン内微生物タンパク質合成量 / 発酵混合飼料 / 可溶性糖類 / ルーメン / 微生物体タンパク質合成量 / デンプン / 炭水化物 / 微生物体タンパク質 |
研究成果の概要 |
乳牛用の混合飼料をサイレージとして発酵貯蔵した場合、非発酵の飼料と比べて泌乳牛のルーメン内の微生物体タンパク質合成量は有意に低下せず、発酵貯蔵による影響は認められなかった。発酵混合飼料に含まれる炭素画分のうちルーメン微生物体タンパク質合成にかかわる成分としてデンプンが主要なエネルギー源であった。低分子の化合物としてはマンニトールが挙げられたが、発酵により消費されたスクロースやフルクトース、グルコースと比べてその含量は僅かであるため、微生物体タンパク質の合成への寄与は小さいと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
乳牛用混合飼料のサイレージ発酵による炭素および窒素画分の変化とルーメン微生物のタンパク質合成に関する知見を得た。本研究をさらに発展させることで、発酵混合飼料を調製する酪農現場に対して、飼料原料の選択と配合割合の調節を的確に提案できることが期待される。
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