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長期維持型卵胞の形成増強法の開発と卵巣機能への影響の解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K05944
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分42010:動物生産科学関連
研究機関京都大学

研究代表者

杉本 実紀  京都大学, 農学研究科, 助教 (20243074)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード卵巣 / 哺乳類 / 雌 / 生殖 / 生殖寿命 / 卵胞
研究成果の概要

長期維持型顆粒層前駆細胞の分離および特性の解析のために、当初、マウス胎仔卵巣中のLgr5発現細胞の分離処理の改善を試みたが結果不良であったため局在に基づく分離・回収に切り換え、胎仔卵巣の表面を標識して分離した細胞とそれ以外の細胞間で発現遺伝子の比較を行った。分離された細胞で発現が高い遺伝子から数種を選択して発現・局在を検討した中で、陽性と判定でき細胞分画に使用できる可能性を示唆する結果が得られた。長期維持型原始卵胞形成の増強因子の探索としては、R-spondin 1および他因子の共添加等をマウス胎仔卵巣の器官培養で調べたが、検討条件内では明確に有効と言える結果は得られなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で個体成熟後の卵子の供給源となりうる長期維持型卵胞の顆粒層前駆細胞の分離のための指標の候補が得られた。研究期間内でこれにより分離した細胞を用いた長期維持型卵胞の形成増強が可能かの検討や、長期維持型卵胞の増強因子として有効なものを同定することはできなかったが、今後の研究で有効な処理方法を開発し、加齢に伴う卵子の枯渇の延期が可能になれば、家畜の繁殖寿命の延長による生産効率の上昇や、ヒトの加齢性不妊の抑制等により少子化対策に貢献し得る。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

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