研究課題/領域番号 |
18K05986
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分42020:獣医学関連
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
花木 賢一 国立感染症研究所, 安全実験管理部, 部長 (40376421)
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研究分担者 |
滝本 一広 国立感染症研究所, 安全実験管理部, 室長 (70280766)
田原口 元子 国立感染症研究所, 安全実験管理部, 主任研究官 (20392326)
森 一泰 国立感染症研究所, エイズ研究センター, 客員研究員 (20270655)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ノロウイルス / レトロウイルス / 持続感染 / 逆転写酵素 / 共感染 / 増殖・複製 / 細胞培養 |
研究成果の概要 |
本研究ではノロウイルスはレトロウイルスと細胞内に共存することにより効率よい増殖と長期持続感染を実現できるのではないかとの仮説を立て、RAW264.7細胞の内在性レトロウイルス(MuLV)の増殖をゲノム編集技術により阻害することで、マウスノロウイルス(MNV)の増殖性と持続感染性が阻害または低下するか。一方、MNVが増殖しないJ774.1細胞とP388細胞、増殖性が悪いWEHI-231細胞にMuLVを感染させると、MNVの増殖性と持続感染性が向上するかを検討した。しかし、前者はゲノム編集を行った細胞が増殖しない、後者は3つの株化細胞にMuLVを感染させることができなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はヒトノロウイルス(HuNoV)の効率よい培養系の樹立とAIDS患者や免疫抑制状態のヒトで HuNoVが持続感染する機序の解明に資する知見が得られると考え、MNVとMuLVが持続感染している培養細胞を用いた検討を行った。具体的な方法として、ゲノム編集技術を用いてMNV持続感染細胞から内在性MuLVを不活化することでMNV持続感染が破綻するか、内在性MuLVを不活化したRAW264.7細胞ではMNVの増殖と持続感染効率が低下することかを検証することであった。しかし、ゲノム編集を行ったRAW264.7細胞は増殖しなかったことから実証実験を行うことができず、解明には至らなかった。
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