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心理的ストレスが免疫系を修飾するメカニズムの可視化の試み

研究課題

研究課題/領域番号 18K06020
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分42030:動物生命科学関連
研究機関日本獣医生命科学大学

研究代表者

有村 裕  日本獣医生命科学大学, 応用生命科学部, 教授 (10281677)

研究分担者 藤井 渉  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (40708161)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードストレス / 免疫応答 / レポーターマウス / 免疫疾患 / 免疫修飾 / 可視化マウス
研究成果の概要

心理的ストレスは免疫系に影響を与えるため、その仕組みを理解することを目指した。まず免疫細胞でストレスにより発現が誘導される遺伝子について確認した。つぎに、それらの遺伝子の1つを利用して、ストレスによりGFP(蛍光タンパク)の発現が上昇するレポーターマウスを作出した。さらにこのマウスの性状解析を行った結果、短時間のストレス負荷では、GFP発現は変動しなかったが、長時間になるとGFP発現の上昇が認められた。即ち、ストレスを可視化することで免疫系にストレスがどのように伝わったかを調べるための道具を手に入れたので、今後、様々な実験系を組み合わせて詳細を明らかにする。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現代は高度ストレス社会と言われて久しい。ストレスが免疫系に影響を与える仕組みを理解できれば、対処法を考えるヒントが得られ、社会に還元できると期待される。ストレスと免疫の関係を調べるには、ヒトでは唾液や末梢血を用いているが、生体内の解析は不可能であり、また個人が有する遺伝子の差異の影響を解析するのも難しい。一方、マウスでは体が小さいため、同一個体で繰り返し時間経過を追跡するのは難しい。本研究では、ストレス量に応じて細胞中の蛍光タンパク(GFP)発現が変動するストレス可視化マウスを作出した。生体内の解析、遺伝子の影響、時間経過など新たな視点での解析が可能となった。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] グルココルチコイド受容体の多型によるストレス感受性への影響2018

    • 著者名/発表者名
      石川あゆ子、小柳円、有村裕
    • 学会等名
      第41回 日本分子生物学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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