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胚移植レシピエントのための新規アルビノ近交系マウスの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K06026
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分42040:実験動物学関連
研究機関金沢大学

研究代表者

橋本 憲佳  金沢大学, 学際科学実験センター, 准教授 (50242524)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードレシピエント / 胚移植 / 近交系 / レシピエントマウス / 偽妊娠マウス
研究成果の概要

胚移植のためのレシピエントマウスにはICR系統を用いるが,小規模自家生産できず,肥満により使用期間が限られる。これらの欠点を補うため,多産で哺育能力に優れた近交系由来のレシピエントマウスを開発した。アルビノ近交系のKSマウスは,胚移植後帝王切開を要する事がほとんどなく,作業の省力化と使用動物数の削減が可能であった。遺伝子改変マウスの作出で多用されるC57BL/6系統の凍結融解受精卵を卵管内移植した時の離乳率は,採卵後凍結せずに直接移植した場合の成績と比べても低下しておらず,胚移植用レシピエントマウスとしての優位性を示した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

遺伝子改変マウスを作成するには,受精卵を偽妊娠させた受容雌マウス(レシピエント)に移植して産仔を得る必要がある。レシピエントに使用されるICR系統は遺伝的に均一ではないことから,肥満により使用期間が短いことや,帝王切開して里親に哺育させることが多いなど,大規模なコロニーを維持する必要がある。そこで作業効率の向上を目指し,小規模に自家繁殖して効率よく使用できるレシピエントとして,アルビノ近交系のKSマウスを開発した。KS系統を用いれば小規模に胚移植を行えるので,遺伝子改変マウスを用いる研究の普及に加え,動物使用数削減にも貢献できる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 胚移植レシピエントのための新規アルビノ近交系マウスの開発2018

    • 著者名/発表者名
      橋本憲佳,中村由季子,井之上幸範
    • 学会等名
      第65回日本実験動物学会総会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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