研究課題/領域番号 |
18K06062
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43010:分子生物学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
岡田 悟 九州大学, 医学研究院, 助教 (30734488)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | BiFC / 可視化 / 生細胞イメージング / 出芽酵母 / GFP結合タンパク質 / CRISPR/Cas / CRISPR/Cas9 / イメージング / エピジェネティクス / ヒストン修飾 |
研究成果の概要 |
ヒストンの翻訳後修飾が「どのタイミングで」「どの細胞で」「どの種類の修飾が」「ゲノム上のどの位置で」生じるのか同時に調べることのできる手法を構築するための要素技術の開発を進めた。具体的には、特定遺伝子座でのヒストン修飾変化を可視化を指向したBiFCの高度化を試みた。GFP結合タンパク質の共発現によって、GFP由来蛍光タンパク質のBiFCシグナルの増強効果が得られることを見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
BiFCは生きた細胞の中で2つのタンパク質が近接したことを検出することのできる手法である。ヒストン修飾の変化を生細胞内で追跡する手法を実現するためには、BiFCによって再構成されたタンパク質の輝度と光安定性を高める必要がある。 本研究では、GFP結合タンパク質を共発現させることで、GFP由来蛍光タンパク質のBiFCシグナルの増強効果が得られることを見出した。この現象は、複数のGFP由来蛍光タンパク質で生じ、かつ、細胞質および細胞核内でのタンパク質間相互作用によるBiFCを増強できることを確認した。上記のBiFCの増強効果はBiFCを利用する系に幅広く適用できる可能性がある。
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