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神経幹細胞の分化能を規定するDNAメチル化変動の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K06067
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分43010:分子生物学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

佐野坂 司  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (40588472)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードエピジェネティクス / DNAメチル化 / 神経幹細胞
研究成果の概要

神経幹細胞は自己複製能を持つと同時に、脳・神経系を構成するニューロン、アストロサイト、オリゴデンドロサイトへの多分化能を持った細胞である。しかしながら神経幹細胞は発生初期には多分化能を持たず、発生進行に伴い順次上述細胞種への分化能を獲得する。本研究課題では、DNAメチル化というエピジェネティックな修飾に着目し、神経幹細胞の分化能の変化を解析した。その結果、3つのステップによりメチル化状態がダイナミックに変動し、各細胞種への分化能を獲得していることが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題では、発生段階に沿った神経幹細胞の性質変化における、DNAメチル化のゲノムワイドな変動が明らかとなった。また、神経幹細胞から各細胞系譜へと運命づけられる際のDNAメチル化の変動も明らかとなり、DNAのメチル化が実際に細胞の分化制御に関与している事が示された。
DNAメチル化は神経系だけでなく、ほとんどすべての細胞種で普遍的にみられる現象であることからも、そのメカニズム解明は他分野への波及効果も大きいと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] DNA methylome identify differentiation potential of NS/PC during brain development2019

    • 著者名/発表者名
      Sanosaka T, Imamura T, Nakashima K.
    • 学会等名
      Neuroscience 2019
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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