研究課題/領域番号 |
18K06099
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43020:構造生物化学関連
|
研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
川崎 政人 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 准教授 (00342600)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 繊毛内輸送 / 多サブユニット複合体 / 結晶構造解析 |
研究成果の概要 |
IFT-B複合体は繊毛内の軸糸微小管に沿った順行輸送を担う。SUMOタグを利用した多サブユニット共発現系を用いてIFT-B複合体の16サブユニットの中からIFT74-81複合体、IFT22-74-81複合体について発現量の高いコンストラクトを得ることに成功し、大腸菌で共発現、精製し結晶化スクリーニングを行った。しかし、精製した複合体は数日間で分解が進行し、結晶が得られることはなかった。そこでクライオ電子顕微鏡を用いて、複合体を精製直後に凍結し測定したところ、分解前と考えられる棒状の粒子を確認することが出来た。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究のSUMOタグを利用した共発現系によって、発現の困難だった多サブユニット複合体の発現が可能になった。この手法はX線結晶構造解析だけでなくクライオ電子顕微鏡単粒子解析にも有効である。
|