研究課題/領域番号 |
18K06110
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43030:機能生物化学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡田 徹也 京都大学, 理学研究科, 助教 (70378529)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 小胞体 / マンノシダーゼ / タンパク分解 / 小胞体関連分解 / タンパク質分解 / 糖鎖 |
研究成果の概要 |
小胞体における不要糖タンパク質の分解は、タンパク質に付加されたN型糖鎖からのマンノース刈り込みにより制御される。本研究では、マンノース刈り込みの第1ステップの実行酵素候補であるEDEM2がTXNDC11と分子間ジスルフィド結合を形成することを見出し、TXNDC11がEDEM2の機能に必須なパートナー分子であることを明らかにした。また、これまで困難であったEDEM2-TXNDC11複合体の酵素活性の生化学的な検出に初めて成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によるEDEM2-TXNDC11複合体のマンノシダーゼ活性検出により、遺伝子破壊解析の知見から我々が提唱していた小胞体のマンノース刈り込みの分子機構が生化学的にも立証された。小胞体における不要タンパク質の分解は、細胞の生命活動において不可欠な機構である。TXNDC11によるEDEM2の活性制御の発見とEDEMタンパク質の酵素活性の測定法の確立により、その分子機構の理解がより深まると期待される。
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