研究課題
基盤研究(C)
細胞が正しい方向に運動するためには、細胞外の走化性因子の濃度勾配に応じた前後の極性形成とそれに引き続く細胞極性の維持が重要であるが、そのメカニズムには不明な点が多く残されている。本研究では、PI3K-Akt経路が微小管結合分子EB2/RP1を介して微小管動態を制御し、細胞の前後の極性維持に貢献する可能性を示した。
本研究の成果により、細胞外の環境に応じて細胞が前後の極性と形成・維持する、という細胞にとって非常に重要な機構の解明に貢献することが出来た。さらに、古くからの課題である微小管動態の分子的基盤の新しいメカニズムの理解にも貢献することが出来たと考えている。
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Genes to Cells
巻: 25 号: 5 ページ: 350-357
10.1111/gtc.12761