研究課題/領域番号 |
18K06141
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43030:機能生物化学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
石原 孝也 大阪大学, 理学研究科, 助教 (70611862)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ミトコンドリア / mtDNA / ダイナミクス / 核様体構造 / ミトコンドリアDNA / 核様体 / ミトコンドリアダイナミクス |
研究成果の概要 |
ミトコンドリアは細胞内のエネルギー生産の中心的な役割を担っているが、本申請研究ではミトコンドリアDNA(mtDNA)の動態変化が及ぼすミトコンドリア機能制御に着目して解析を進めた。今回の研究では、mtDNAの動態変化を効率的に解析するための新規プローブの作製と新たな関連因子を同定することができた。これらのツールは今後、この領域の基礎研究の進展に貢献するだけでなく、病態形成や老化などミトコンドリアが関わる多様な役割を分子レベルから理解することにつながるものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ミトコンドリアは細胞内のエネルギー生産に関わる細胞小器官である。その適正な機能発現にはミトコンドリアがもつ独自のゲノムであるミトコンドリアDNA(mtDNA)の品質維持が重要な要素となることが分かっている。近年の研究からmtDNAがダイナミックにその動態を変化させており、これがミトコンドリアの機能発現に重要であることも分かってきた。今回の申請研究では、mtDNAの動態が司るミトコンドリア機能の解析手法の開発と新たに関連する分子群の同定に成功した。今後、詳細なメカニズムの解明が進展し、ミトコンドリア機能低下と関連する病態や老化などを分子レベルで理解することに寄与できると考えている。
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