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ウイルスのプロテアーゼの基質認識機構

研究課題

研究課題/領域番号 18K06144
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分43030:機能生物化学関連
研究機関東京大学

研究代表者

村松 知成  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (70212256)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードSARS / コロナウイルス / ポリタンパク質 / プロテアーゼ / 3CLプロテアーゼ / メインプロテアーゼ / ウイルス / ピコルナウイルス / 基質認識
研究成果の概要

SARSコロナウイルス(SARS-CoV)について、大腸菌無細胞タンパク質合成系でポリタンパク中のプロ配列の一部を含むプロ体モデルを発現すると、自己プロセシングが起き、成熟型となることを確認した。そのプロセシング部位に変異を入れN末端側にプロ配列を残したプロ体、CN末端側にプロ配列を残したプロ体、両端にプロ配列を残したプロ体を作成することができた。その活性と基質特異性を調べ、成熟過程のシミュレーションを行った。基質特異性については成熟過程で変化がないが、プロセシング部位での認識ではP3'の認識に差異があることを明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ウイルスに対する治療薬の開発には、ウイルス自体の増殖複製のメカニズムの解明が必要である。対象としているプロテアーゼはコロナウイルスの増殖過程において初期に用いられるものであるから、創薬のターゲットとなっている。しかし、それはプロテアーゼ活性の抑制をめざしているもであり、プロテアーゼ自体の成熟化を阻害することをめざしているものはない。この過程を明らかにすれば、より効率的な阻害剤を開発することができると考ええている。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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