研究課題/領域番号 |
18K06151
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43040:生物物理学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
星野 大 京都大学, 薬学研究科, 准教授 (70304053)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | アミロイドβ / 逆ミセル / 分子間相互作用 / NMR / 逆ミセル封入法 / アミロイド線維 / NMR / 可溶性オリゴマー / 高分解能NMR |
研究成果の概要 |
アルツハイマー病は、脳内にアミロイドβと呼ばれる物質が蓄積することにより進行すると考えられている。アミロイドβを単離して、試験管内でその反応を追跡する方法が試みられてきたが、速やかに進行するため詳細な解析は困難であった。本研究では、セッケン分子が油分子を取り囲む性質を利用して、アミロイドβを一分子ずつバラバラにして詳細に解析する方法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アルツハイマー病以外にも、「アミロイド線維」という物質が蓄積することにより進行する病気は数多く存在する。どのようにして「アミロイド線維」が形成されるのかを明らかにすることは、これらの病気に共通した治療法の確立に欠かせない。本研究により「アミロイド線維」の形成反応が、分子同士の結合・解離を繰り返しつつ進行しているという様子が明らかになってきた。アルツハイマー病だけでなく、他の多くのアミロイド線維の形成機構に共通の反応だと考えられる。
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