研究課題/領域番号 |
18K06171
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43040:生物物理学関連
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研究機関 | 分子科学研究所 |
研究代表者 |
向山 厚 分子科学研究所, 協奏分子システム研究センター, 助教 (80647446)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 生物時計 / シアノバクテリア / KaiC / ATPase / 概日時計 / 時計タンパク質 / 進化・多様性 / 分子進化 |
研究成果の概要 |
本研究はシアノバクテリアの概日時計の進化的多様性の解明に向けた実験研究である。 3種類のタンパク質(KaiA, KaiB, KaiC)から構成されるシアノバクテリアの概日時計において、周期長を規定する主要な因子がKaiCただ1種の時計タンパク質に内包されている。配列相同性が様々なKaiCホモログを調製し、それらの時計としての機能を評価したところ、現在のKaiCが段階的な分子進化を経て計時機能を獲得したことを示唆する結果が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果から、現在のシアノバクテリア生物時計が段階的な進化を経て形作られたことが示唆された。今後、その詳細を解析することで生物時計の起源を知る手がかりが得られると予想される。
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