研究課題/領域番号 |
18K06190
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43050:ゲノム生物学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター |
研究代表者 |
竹本 訓彦 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 上級研究員 (40546793)
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研究分担者 |
末次 正幸 立教大学, 理学部, 教授 (00363341)
福井 健二 大阪医科大学, 医学部, 助教 (00466038)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Mismatch修復 / DNA複製エラー / 突然変異 / ミスマッチ修復 / DNA修復 / 放線菌 / 複製エラー |
研究成果の概要 |
生物はゲノム情報(DNAの配列情報)にわずかな変化を許容しつつも基本的には核酸配列情報を正確に複製することで種を繋いできた。正確な複製はDNA二本鎖の間の塩基対形成によりなされるが、複製酵素はしばしば誤った核酸を取り込みDNAミスマッチが生じる。ほとんどの生物では複製直後にミスマッチを修復する機構(MMR機構)が備わっているが、一部の原核生物ではこのための遺伝子を持たないことが知られていた。我々は、従来型のMMR機構を持たない生物に共通する遺伝子の探索から、新たな遺伝子を介した複製エラー修復機構を見出した。これにより、複製直後に複製エラーを修復する機構が生物に普遍的なものであることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
DNA複製や修復は生物全般に極めて重要で共通する現象であるが、分子基盤についてはモデル生物といわれる一部の生物での解析が先行している。これらの現象やその分子基盤が生物にとってどれほど重要なものなのかについて明らかにするには、その分子基盤を持たない生物が存在するのか?存在するのであればそのような生物においてどのように欠損を補っているのか?について理解する必要がある。本研究では、DNA複製の正確性担保に必要と考えられていた従来型の機構を持たない、ごく少数の生物群において新たな機構を見出した。分子基盤は違えど複製エラーを修復する機構が普遍的に備わっていることを示し、その重要性が明らかとなった。
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