研究課題/領域番号 |
18K06211
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44010:細胞生物学関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
神 唯 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 特任准教授 (40802335)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 液胞 / リソソーム / 細胞周期 / TORC1 / 酵母 / cell cycle / Bur1 / CDK9 / yeast / SGV1 / BUR1 / オルガネラ |
研究成果の概要 |
申請者は、細胞分裂時におけるオルガネラ分配の分子機構を明らかにする目的で研究を行ってきた。その中で、オルガネラ分配の生理学的意義を問い求めた結果、オルガネラである液胞が細胞周期進行、特にG1初期の進行に必須であることを明らかにした(Jin and Weisman, 2015)。液胞による細胞周期制御機構のさらなる解析を目指し、遺伝学的スクリーニングにより新規にBUR1遺伝子を同定した。最終的に、Bur1はSch9を介してTORC1経路に関わることを明らかにした。この結果は、液胞を介した細胞周期制御には様々のインプットがあることを強く示唆している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では液胞を介した細胞周期制御に関わる新規因子Bur1を同定、機能解析を行うことで、TORC1に関わる新規因子の同定にも繋がった。本研究の研究成果から液胞を介した細胞周期制御には、細胞の状態、細胞内外の栄養環境、ストレス有無など複数のインプットが重要になっていることが明らかになってきた。
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