研究課題/領域番号 |
18K06266
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44020:発生生物学関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
餅井 真 兵庫県立大学, 理学研究科, 准教授 (90202358)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | アフリカツメガエル / 再生 / 傷表皮 / apical epithelial cap / 分泌性シグナル因子 / AEC / 尾部再生 / トランスクリプトーム / 分泌生シグナル因子 |
研究成果の概要 |
尾部再生過程の傷表皮とAEC細胞で特異的にEGFPを発現するトランスジェニック・アフリカツメガエル幼生から、これら組織の細胞をソーティングにより単離し、トランスクリプトーム解析をおこなった。その結果、傷表皮/AECから分泌され再生を制御する可能性のある分子の遺伝子として数10の遺伝子を同定した。さらに再生肢芽における発現も検討した結果、一部遺伝子は肢芽で発現しないこともわかった。一方、肢芽の傷表皮/AEC由来因子として知られているfgf8の発現は尾部では検出されなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、尾部の傷表皮/AECが比較的多種類の分泌因子を放出することおよび、尾部と肢芽とで分泌因子の組成が異なることを明らかにした。この発見は器官再生のメカニズム解明へ向けての重要なステップとなる 。
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