研究課題/領域番号 |
18K06298
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44030:植物分子および生理科学関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
笠原 賢洋 立命館大学, 生命科学部, 教授 (70361748)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 植物cAMPシグナル伝達 / 植物cAMP / 植物cAMPシグナル伝達機構 / cAMP / cAMPシグナル系 / cAMP合成酵素 / cAMP分解酵素 / 植物精子 / CAPE |
研究成果の概要 |
ゼニゴケcape遺伝子編集株の解析によってCAPEが精子鞭毛運動に関わり、cAMPがその調節因子としてはたらくことを強く示唆する結果を得た。また、CAPEが精子を使って有性生殖をする緑色植物で保存されていることをイチョウ、ソテツ、ツノゴケからCAPEを単離して明確に示すことができた。さらに、本研究課題によって、cAMPが鞭毛運動の調節因子として生物界を通して共通のはたらきをもつ可能性を示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒトにおける血糖調節などさまざまな生物で、cAMP(サイクリックAMP)が細胞内シグナル分子として重要なはたらきをもつことがわかっている。本研究において、ゼニゴケのcAMP合成・分解酵素CAPEのはたらきを調べることで、精子による有性生殖をおこなう植物の精子遊泳や精子鞭毛運動でcAMPが細胞内シグナル分子としてはたらく可能性を示唆する成果が得られた。植物研究における学術的意義のある発見である。
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