研究課題/領域番号 |
18K06315
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44040:形態および構造関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
佐藤 友美 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科(八景キャンパス), 教授 (40295506)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 卵胞形成 / エストロゲン / 合成エストロゲン / アクチビン / ヘッジホッグ / エストロゲン受容体 / 卵巣 / マウス |
研究成果の概要 |
卵胞形成過程において、卵母細胞と体細胞との相互作用に関係すると思われるいくつかの重要遺伝子の機能を新生仔期マウス卵巣の器官培養系を用いて調べた。その結果、アクチビンシグナルは卵胞が形成された後に顆粒膜細胞の増殖を促進していることがわかった。同様に、線維芽細胞増殖因子の受容体を阻害しても卵胞形成に対する影響はなかったが、卵胞成長が阻害されていた。一方、ヘッジホッグシグナルは卵胞形成時の基底膜の再構築過程に関与していることがわかった。本研究により、卵胞形成および初期の卵胞成長に関与するいくつかの因子の作用が明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
卵母細胞の成長、成熟、減数分裂の制御には、顆粒膜細胞に包まれた卵胞構造が必須である。いったん形成された卵胞は生涯にわたり卵巣内に貯蔵されることから、卵胞形成過程が正常に進行することは、メスの生殖活動において非常に重要である。これまでの研究から、卵胞形成過程は多くの因子による複雑な遺伝子カスケードに従って進行しており、性ホルモンや女性ホルモン様作用をもつ化学物質に曝露されると、その過程が遺伝子発現レベルでかく乱されることが示されている。本研究により卵胞形成および初期の卵胞成長に関与するいくつかの因子の作用が明らかとなり、不妊の原因を解明するにあたり基礎的知見を提供した。
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