研究課題/領域番号 |
18K06323
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44040:形態および構造関連
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研究機関 | 津山工業高等専門学校 |
研究代表者 |
前澤 孝信 津山工業高等専門学校, 総合理工学科, 准教授 (90548398)
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研究分担者 |
柴田 典人 津山工業高等専門学校, 総合理工学科, 教授 (60402781)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | プラナリア / 有性化 / 生殖器官 / 有性化因子 / 低温 / 有性化機構 / 種間比較 |
研究成果の概要 |
プラナリアは種によって無性状態が異なり、リュウキュウナミウズムシは卵巣原基のみを有するが、ナミウズムシは卵巣原基と精巣原基を共に有している。本研究では、様々なプラナリアの有性化機構の共通点と相違点を明らかにすることを目的とした。まず、リュウキュウナミウズムシOH株が20°Cで有性化因子の投与で有性化する一方で、ナミウズムシSSP株は14°Cにおいて有性化因子の投与で有性化することを明らかにした。次に、OH株では卵巣がst.3まで発達した段階で精巣原基が現れ、st.5にかけて発達していく一方で、SSP株では、精巣原基が、有性化初期から卵巣と同様に発達していくことが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プラナリア種間の有性化機構の違いを細胞レベルで明らかにした。さらに、これまで有性化しないと考えられていたモデル動物のS.mediterraneaを生殖転換できたことでプラナリア有性化機構を遺伝子レベルで解析する準備が整った。多くの動物が有性化することが知られており、本研究は、それらの機構を理解するための基盤となると考えられる。
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