研究課題/領域番号 |
18K06353
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45010:遺伝学関連
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研究機関 | 鎌倉女子大学 (2022-2023) 東京大学 (2019-2021) 中央大学 (2018) |
研究代表者 |
山田 貴富 鎌倉女子大学, 家政学部, 准教授 (30451850)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 減数分裂期組換え / 染色体構造 / クロマチン / ヒストン |
研究成果の概要 |
配偶子(精子や卵子など)の形成に重要な減数分裂期相同組換えの仕組みを理解するため、分裂酵母を用いて、種を超えて保存されている染色体関連因子群(ヒストンやその就職酵素)と組換え制御因子群(組換え開始因子)に注目して研究を行なった。染色体制御因子の作用機構や組換え産物制御における機能や組換え制御因子の染色体上の局在位置などが明らかになり、他のモデル生物(特に出芽酵母やマウスなど)との相違点や共通点の一端が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
減数分裂期組換えに関与する因子群は種を超えて保存されているが、各因子の個々の働きや因子間の相互作用の意義等は種ごとに異なる点が多い、分裂酵母を用いて本研究で得られた知見は、この現象の総合的理解の一助になると期待される。特に保存された染色体関連因子の機能について出芽酵母とマウスとの共通点や相違点の複数が明らかになったことは興味深い。減数分裂や騒動組換えが育種や遺伝子治療の基盤的な現象であることを考えると、今後の様々な生物における技術開発の助けになると思われる。
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