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ソメワケササクレヤモリを用いた爬虫類初の性決定遺伝子の同定

研究課題

研究課題/領域番号 18K06362
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分45020:進化生物学関連
研究機関名古屋大学

研究代表者

松田 洋一  名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (70165835)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2019年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードヤモリ / 性染色体 / 遺伝連鎖群 / 性決定遺伝子 / DNAマーカー / ゲノム配列解析 / gametolog / 爬虫類 / 生殖腺 / 遺伝子導入 / ソメワケササクレヤモリ / 大規模ゲノム解析
研究実績の概要

ソメワケササクレヤモリ(Paroedura picta)はZZ/ZW型の性染色体構成を持つと考えられていることから、C-ヘテロクロマチン、テロメア配列、マイクロサテライトDNA配列のコピー数を指標に性染色体の同定を試みたが、これらに違いがみられる染色体対は同定できなかった。そこで、過去の我々の研究(Kawai et al. Chromosoma 118, 43-51, 2009)でZW型の性染色体の遺伝連鎖群が同定され、さらにはZ-W染色体間で構造変化が生じた領域が明らかにされているミナミヤモリ(Gekko hokouensis)との比較ゲノム解析を行うことによって、ソメワケササクレヤモリの性分化関連候補遺伝子の検出を試みることにした。ソメワケササクレヤモリの全ゲノム配列はすでに読まれていることから、本研究ではPacBio RSIIシステムを用いてミナミヤモリのZW型雌個体の全ゲノム配列解析を実施し、X30の長鎖リード情報を得て、そのアセンブリングを終了した。さらに、ミナミヤモリの雌雄の生殖腺から、Z-W染色体間で構造変化がみられるゲノム領域に存在するDMRT1とAco1遺伝子について、雌雄間で構造の違いがみられるcDNAクローンを得た。そして、ソメワケササクレヤモリでもこれらの遺伝子のZWホモログの単離を行うとともに、既存のソメワケササクレヤモリの全ゲノム配列と本研究で得られたミナミヤモリの情報をもとに、ソメワケササクレヤモリのZ-W間染色体間で分化が生じたゲノム領域を特定し、性分化に関わる候補領域の塩基配列を比較する。

報告書

(2件)
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 性の進化史 -今ヒトの染色体で何が起きているのか-2018

    • 著者名/発表者名
      松田洋一
    • 総ページ数
      269
    • 出版者
      新潮社
    • ISBN
      9784106038273
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-01-27  

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