研究課題/領域番号 |
18K06393
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45030:多様性生物学および分類学関連
|
研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
福田 達哉 東京都市大学, 理工学部, 教授 (00432815)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 環境適応 / 渓流沿い植物 / 蛇紋岩地 / 形態的分化 / 渓流沿い / 環境 / 適応 / 植物 |
研究成果の概要 |
系統的に異なるヒサカキとネズミモチの環境適応に関する共通の変化を明らかにすることで、木本植物の環境適応に関する一般性を示すことができると考えられるために、本研究ではヒサカキとネズミモチの形態学的および解剖学的解析を行った。その結果、葉の変化として渓流型では葉の矮小化・葉の肥厚化・細胞数の減少・気孔密度の上昇といった変化が、蛇紋岩型では葉の肥厚化・気孔面積の縮小といった変化が共通として見られた。これらの結果から、ヒサカキとネズミモチは同一種内において形態や細胞を異なる環境に合わせて変化させていることが示され、木本植物の環境適応に関する共通性を見出すことができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、特殊環境に生育するための植物の変化を示すことが出来るために、植物の多様化を形成する特殊要因と共通要因を明らかにすることが出来るために、そのような環境の保全を推進する際に非常に有用な研究成果となり、学術的だけではなく社会的意義は高い。
|